貨物列車のコンテナ便で長距離引越し

私は大学入学と同時に上京しましたが、卒業後は地元で就職することになり、Uターン引っ越しで実家へ戻りました。

同級生は私同様上京した人も多く、その内の半数くらいが地元に戻って就職しましたね。

先日、久しぶりの同窓会が地元であって、同じくUターンしてきた子たちと引っ越しの話題になったんです。

そしたら、信じられないくらいの激安価格で引っ越した子がいて・・・。

そんなに安く引っ越せるの・・・

なんと私の支払った引っ越し料金のほぼ半額

なぜそんなに安かったのか?というと、相見積もりをとって比較したのはもちろん、実は長距離混載便、というプランを使っての引っ越しなんだとか。

私も3社ほどの見積もりを比較したので、業者によって金額に違いがあるのは知ってましたけど、まさかこんなに安くなるなんて、彼女の話を聞いて衝撃を受けました。

すごく損した気分でちょっと凹みましたよ。

ともかく、また遠距離引っ越しするかどうかはわかりませんが、料金をとことん安くするために、するべきことについて、まとめておこうと思います。

遠距離引越しする方は、格安なプランや方法等もピックアップしましたので参考にして下さい。

引越し料金が距離に比例して高くなる理由

引っ越しの料金について説明する引越し業者

引っ越し料金には

  • トラックのサイズに応じたチャーター代
  • ガソリン代金や高速代金
  • 人件費

が含まれています。

遠距離になればなる程、ガソリン代金、高速代金、トラックの拘束時間、ドライバーや作業員の拘束時間がかさみ、必然的に引っ越し料金は高くなっていきます。

荷物が少ない単身引っ越しでも、長距離は結構な金額になることがあるのです。

長距離引っ越しでも安いプランはある?

長距離引っ越しを少しでも安くするには、長距離に適したプランの利用を検討したいところ。

長距離引っ越し向けの代表的なプランには以下のようなものがあります。

混載便

混載便とは、1台のトラックに、同じ方面へ引っ越す複数の顧客の荷物を一緒に載せて運ぶ引っ越しのこと。

メリット

  • トラックチャーター代、高速料金、人件費を利用者全員で負担する為、一人あたりの引っ越し料金が安くなること。最大で半額程度迄安くなります。

  • 混載で運ぶとはいえ、搬出搬入は一般的な引っ越しと同じサービスが提供されますので安心です。

デメリット

  • トラックを貸し切る通常の引っ越しとは事なり、複数の顧客の荷物を1台のトラックに積み込む為、細心の注意を払っても、荷物の紛失の可能性は否定できません。

  • 同一方面の荷物が集まり、トラックが満載になってから出発する為、日時指定ができません。最大で10日ほどかかることもあるので、急ぎの引っ越しには不向きといえます。

帰り便

目的地まで荷物を運んで空になった荷台を利用し、引っ越し荷物を積載して戻って来る引っ越し方法のこと。業者にも利用者にもメリットがある方法です。

メリット

混載便同様に、費用が安くなること。最大で半額程度とされています。

デメリット

自分の引っ越し先へ戻るトラックが出次第の手配となる為、日時指定ができません。

近年、大手引っ越し業者はトラックの配車管理にムダが減っており、帰り便が出ないようになってきている為、取扱いそのものが減少傾向です。

コンテナ便

貨物列車のコンテナで引っ越し荷物の朝雨距離輸送を行うのが「コンテナ便」です。

メリット

  • 引っ越し先最寄り駅迄、列車輸送される為、トラック輸送に比べ、経費が少なく(人件費、高速料金、ガソリン代、トラックチャーター代など)、料金が安いこと。

  • 渋滞に巻き込まれない為、予定通りに到着すること。

デメリット

  • 列車の揺れで荷物破損の可能性が否めないこと。

  • 予定通りの運行であっても、複数の駅で荷下ろしがあるので、輸送に時間がかかってしまう。

引っ越し業者の格安長距離引っ越しプラン

このような混載便、帰り便、コンテナ便などを利用した各業者の引っ越しプランにはどのようなものがあるのかを調べてみました。

尚、アートやヤマトホームコンビニエンス等、公式サイトに混載便、帰り便、コンテナ便を利用したプランの記載がない業者も多数存在しますが、見積もりの際に直接確認すると、条件によっては適用プランを探したり、対応してくれることもあるようです。

アリさんマークの引越社「長距離エコ便&長距離エコリーズナブルパック」

アリさんマークの引越社では長距離専用プランにコンテナを利用した「長距離エコ便」と「長距離エコリーズナブルパック」の2プランがあります。

長距離エコ便はJR貨物コンテナを利用しますが、旧居から貨物駅、貨物駅から新居迄はアリさんのトラックが運ぶというプラン。

長距離エコリーズナブルパックは、荷物の搬出入はアリさんのスタッフが行いますが、荷台がJRコンテナになっているトラックを利用し、駅での積み替え作業無しで貨物輸送を行うプラン。

アーク引越センター 「ミニ引越し長距離プラン」

移動距離100㎞以上を目安に、混載便で荷物をまとめて運ぶプラン。

サカイ引越センター 「ご一緒便コース」

日時指定はできないが、各営業所の予定トラックが満載になり次第締め切り、出発する「混載便」プラン。

日通「鉄道コンテナ輸送」

日通オリジナルの2トンコンテナを使ったJR貨物コンテナ輸送。集荷、配達は日通のトラックが行い、短期間の一時保管も可能なプラン。

ムービングエス「割り勘便(混載便)」

同一方面への引越荷物を1台のトラックに混載して運搬する引越プラン。

人力引越社「西日本⇔東日本の帰り便」

西日本と東日本間の引越で、帰り便を使った引越プランを設定しています。

スター引越センター「混載便」

日時指定無しの混載日のプラン設定があり、追加料金(5,000円~10,000円)で到着日指定も可能です。

カルガモ引越センター「単身引越混載便」

荷物量が少ない単身者の混載便プラン。
通常料金の約60%程度の料金で引越が可能。

ゼロワン引越センター「長距離プラン」

低価格で利用可能な混載便のプラン設定がある。

コスコス引越センター「遠距離格安プラン」

福岡⇔関西⇔関東の遠距離に格安な混載便プランを設定している。

ダンボールだけの引越にできるなら宅配便もアリ

ヤマト宅急便の運賃

Uターン引越といっても、私は実家に戻らなかったったので、ベッドやソファ、冷蔵庫や洗濯機などがあり、そこそこ荷物量がある引越でした。

もし実家に戻るUターン引っ越しの場合、家電や家具を処分して、ダンボールに梱包できる荷物だけであれば、宅配便や単身パックの利用も検討の価値があります。

特にゆうパック、クロネコヤマトの宅急便には以下の割引サービスがありますので、活用すれば更に送料がお得になります。

ゆうパック

  • 持込割引
    窓口やコンビ二に持込みと1個120円割引。

  • 同一あて先割引
    過去1年以内に同一宛先に出していると1個60円割引。

  • 複数口割引
    同一宛先荷物を2個以上同時に出すと1個60円割引。(同一あて先割引との併用不可)

  • 郵便局受取割引
    荷物の受取り先を郵便局にすると1個100円割引。

  • ゆうパックスマホ割アプリ
    専用アプリの利用で1個180円割引。
    「持込割引」「同一あて先割引」および「複数口割引」との併用不可)

クロネコヤマト宅急便

  • 持込割
    直営店、取扱店、コンビ二に持込むと1個100円割引。

  • クロネコメンバーズになれば更に割引率は上がります。

遠距離引越しはそもそも料金が高いので、相見積もりをとり、値段交渉するのは必須と言えるでしょう。

また、日程に余裕が持たせられるなら、混載便や帰り便、コンテナ便を利用すれば普通のトラックによる引っ越しより、相当料金を節約できることがわかりました。

よほど急ぎの引越でない限り、利用した方が間違いなくお得です。

荷物がすぐに届かず、多少の不便があっても、料金を安くしたいと本気で考えているのなら、見積もりをとる際に、混載便や帰り便についても確認をとってみてください。

私ももしもう一度遠距離引越しすることになったら、絶対に混載便や帰り便を使えるように、荷物量や時期を工夫して、引っ越し料金を節約したいと思っています。